著者の『さみしい夜にはペンを持て』を読んで面白いと思ったことを覚えていたから、この本も読んでみたいと思って買っておいた。
買ったは良いが、結構長い間、積読本になってしまっていた。
いざ読み始めると、読み易くて、とてもわかりやすい内容なので、サクサク読めて割と早く読了できた。
読書の意義や本の選び方や読み方など、読書の楽しみを物語形式で綴った本である。
タコジローという擬人化されたタコの中学生が主人公。
タコジローと読書をつなぐ役割をヒトデの占い師がになっている。
ヒトデがタコジローやその友人たちを、読書へと導いていく。
乱暴に言うと、読書の海を冒険するタコジローとサワラモトさん、イシダイくんの物語だ。

物語形式で何かを説くと言うと、『君たちはどう生きるか』を思い出す。
挿絵の占める割合が多いので、同じようなイメージを受けるかも知れない。
この本の方が、よりわかりやすい気がする。
あまり深いところまでは敢えて追究されていないのかも知れない。
そもそもテーマが違っているから、比べるのは無理があるのかも知れない。
ノウハウ本とはちょっと違うかなと思うし、物語として素晴らしいかと言うと、そっちがメインではない感じだ。
このところ、あまり本を読めていなくて、積読本が増え続けているから、この本を良いタイミングで読めたのかも知れない。
読書も少々スピードアップするかも知れない。
期待しておきたい。