8日間の入院生活を経て退院した後の最初の土曜日のこと。(10月25日)
久しぶりに美味しいものを食べに行こう、ということで茅ヶ崎駅近くの落ち着いて昼飲みできるうどん屋さんへ。
本がメインの話題なので、そのお店のことはまた別の日に書くことにするけど、美味しいつまみとお酒、そして締めのうどんを食べて駅ビルで奥さんの買い物につきあったりして、駅近くの本屋さんに寄ってみた。
ちょうど茅ヶ崎市の地元商店支援策「茅ヶ崎キャッシュレス」(本当は別のキャンペーン名だった)という、バーコード決済で買い物すると10%から20%ポイントがつく期間だった。
なのでこれ幸いと雑誌と本のまとめ買いをして来た。

まとめ買いと行っても雑誌1冊と書籍4冊だけだった。
ずいぶん昔は、某クレジットカード10%オフキャンペーンに乗っかって、10冊くらいまとめ買いをしていたことがあるので、それに比べると可愛いものだ。
網膜剥離の手術で入院していたので、退院後も左目は使いものにならず、長い間本も読めなかった。
なので本を読みたい気持ちは満ちていたのだけど、家に帰ると待ち構えている積読本の山が、書籍4冊のまとめ買いに抑えた理由だった。
日経トレンディ
「手帳」というキーワードに弱い。
「ノート」というキーワードにも弱い。
おまけに「AI」と「デジタル化」、何だか面白そうな雑誌ではないか。
ということで、ほぼ迷わず買ってしまった。

『普天を我が手に 第二部』奥田英朗
「第二部」ということは「第一部」もあるわけで、「第一部」をまだ読んでなくて積読本になっているのに、と奥さんから責められつつ、「20%還元」だからと無理矢理買った。
なので、内容に関してコメントは無いけれど、早く「第一部」を読まないと、と焦っているのだった。

『熟柿』佐藤正午
この本は雑誌の書評欄で読んで、ぜひ読みたいと思っていた本だった。
奥さんが先に読み、面白くて一気読みした。
早く読みたい気持ちもあるが、温存したい気持ちも同じくらいある。

『私の孤独な日曜日』
この本はいろいろな人の孤独な日曜日に関する文章を集めたものだった。
完全にタイトルに惹かれた。
「孤独な日曜日」を覗いてみたくてたまらない気持ちになった。
「月と文社」という出版社の本で、「日常をもっと、味わい深く」をコンセプトにした本づくりをしているらしい。
なるほど、このブログのコンセプトにも通じているじゃないか、と買った後で気づいた。

『人生にコンセプトを』澤田智洋
完全にタイトルだけで買った。
本の帯の「夢がなくても、大丈夫」というコピーにも惹かれた。
すぐにでも読んでみたい本だけど、1週間経ってもまだ読んでいない。

『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎
これは「まとめ買い」ではないけれど、ついでに。
新作が出たらすぐに読むことにしている伊坂幸太郎作品の最新刊。
Amazonで予約しておいたもので、同じ時期に届いたので、ここに記しておこう。

というわけで、増え続ける積読本の山、40冊を上回ってしまった。
網膜剥離になってしまい、10月に読めた本はたったの2冊だけだった。
ここに書いただけで5冊は増えているわけだから、今月も黒字ということになる。