『仕事ができる人の当たり前』西原亮
仕事ができる人がやっていること57項目を、次のカテゴリーで分類して解説した仕事術の本。
考え方やコミュニケーション、チームワーク、TODO、会議、ノート、インプットの7つのカテゴリー。
初めて知ったものとか、目から鱗のような項目はあまり見当たらない。
それでも、改めてこれは実践してみたいということがいくつかあった。
まずは、ノート術。
ノート好きだからかもしれないけれど、ぜひ真似してみたいと思った。
A4ノートを縦ではなく、横にして使う。
上のページを3つに分割して左の6割くらいに「本日のタスク」を書く。
その右側の上から6割のところに線を引いて、TODOの障害を書き、その下には振り返りを書く。
下のページには、会議や会話のメモのみを書く。
空白が多くても、そのまま上下見開きを1日分として使っていくものだ。
ビジュアルが無いと、わかりにくいかもしれないけれど、詳しく知りたい方はぜひこの本を読んでいただきたい。
A4ノートを使うのだけど、やっぱり大きいと机の上に置いても邪魔になりそうなので、A5サイズのノートで試してみようと思っている。
しかもスリムノートだから、普通のA5よりも少し小さくなる。
ノートPCの手前に置いて書けるくらいのノートを、さっそくAmazonで注文してみた。
ノート以外でぜひ実践してみたいと思ったのは、以下のようなことだ。
TODOの章に書かれていた「今週やるべきことを明確にする」や「実行できるくらいまでTODOを分解する」こと。
それから、「ゴールを明確にする」ことと「TODOの障害を想定する」ことだ。
最後の「インプット」の章に書かれていた読んだ本の要約のまとめ方も、大いに参考になった。
要旨と具体的な内容、学びの3つに分けて整理する。
学びとは、想定とのギャップであり、どう活用していくかということだった。
あまり欲張っても、それほど多くのことを実践できるわけではない。
3つくらいのことをやってみて、自分の仕事術に取り入れられたら良いなと思う。
ノートはさっそく来週から実行してみたい。
ダイヤモンド社 2024年11月26日