『解像度を上げる』馬田隆明

解像度を上げる

今月の4冊目(2024年:97冊/累計:1,922冊)

この本は分厚くて、369ページくらいある。
内容が難しそうだと思ったので、1日10ページくらいずつ、じっくりと読むことにした。
いつも読んでいる「ビジネス本」なるものよりも、ずっと中身が詰まっていて、読むのにも時間がかかる。
だから、勉強だということにして、時間をかけて読み進めた。

スタートアップの経営者視点からの課題と解決策、未来の解像度を上げるという内容である。
最初のうちは「解像度を上げる」こと自体について書かれている。
4つの視点、深さと広さ、構造、時間により解像度を上げる。
解像度のチェック法についても記述されている。

内容は難しかったという印象だ。
第一スタートアップ、つまり起業しようと思っていないから、実感が乏しい。
でも、自分では考えが浅い方だと思っているから、大いに参考にはなった。
もっと深く考えなければというのが、この本を読んだ感想だ。

もう少し易しく書かれた本があれば、飛び付いてしまうだろう。
自分の思考を深めたいと思っているからだ。

毎朝15分だけ勉強の時間を作って、この本を読んだ。
決して毎朝ではなかったのだけど、ぶ厚い本も時間をかければ読める。
次は『イシューからはじめよ』を読むことにしている。
なるべく毎朝読めたらいいな。

英治出版 2022年11月24日

春風 裕

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