『今日から変わるわたしの24時間』Emi

『今日から変わるわたしの24時間』Emi

今月の4冊目(2024年:65冊/累計:1,890冊)

このシリーズ(Emiさんの本)は、写真が多くとても綺麗な本ばかり。
何だかんだで、結局本屋さんで見かけると買ってしまう。
特に今回は「時間」がテーマで、今「時間」に関する本を連続して読もうとしているから、私の興味に引っかかったみたいだ。

6章に分かれていて、テーマ毎のヒントが書かれている。
初っ端から目からうろこだったのは、「今決める」ということだった。
考えてみると今決めずに先送りしてしまうことが多い。
そうすると、また考えることから入るから、鮮度が落ちている分まで時間がかかってしまうかも知れない。
そうそう「今決めるべき」とつくづく思った。

第2章は、スケジュールに関すること。
日曜日の夜5分を使って1週間のやることを書き出すというのは、意識しているけれどまだできていないことだったと思う。
日曜日の夜は酔っ払っているから、昼間でも良いのだけど、月曜日からの1週間をどう使うかは前もって考えておきたいところだ。

第3章は、「やりたいことファースト」ということ。
「やりたい」を優先すれば良いのだったと、難しく考えずシンプルに判断すれば良いのだと、改めて思った。
平日と休日のメリハリとか、「いつか」やりたいではなく、今やろうと思った。

第4章は、「なんとなくをやめる」こと。
何だか刺さる。
考えてみると、「なんとなく」SNSをだらだらと見ることがある。
目的もなく、だらだらと見ているのではなく、目的を持って見れば時間はかからない。
「なんとなく」登録しているメールマガジンを「なんとなく」見ている気がする。

第5章は、おもいきり減らすこと。
確かに物が沢山あるだけで、その管理に時間を要する。
6割まで減らしてしまうくらいで行かなくちゃ。
物が多いほど、迷ったりする。
ずっとやりたいと思っているけれど、まだできていない「減らすこと」を始めなくちゃと思った。

最後の第6章は、誰かのことで悩む時間を「自分の時間に変える」こと。
この章の冒頭も刺さった。
他人は自分の思いどおりにはならないもの。
だとしたら自分がどうするかしかない筈なのに、悩んでしまうことが多い。
人に求めず、自分が成すべきことを成せば良いのだと思った。

大和書房 2024年7月5日

春風 裕

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